カーボンフットプリント(CO2e)インジケーター
消費者に一目でわかる、カーボンフットプリント・インジケーター表示
その製品生産にどれだけのカーボンフットプリントが生じたかの情報を、わかりやすく実用的に消費者に提供するため、このCO2e表示があります。原材料栽培などの一次生産段階から最終製品が販売店倉庫に至るまでの全工程を通して、商品100グラムあたり、どれだけのカーボンフットプリント(CO2排出相当量)が生じているのかをわかりやすく色分けしてインジケーター表示しています。
2009年11月、フィンランドのライシオグループが色相コードシステムを用い、消費者にもわかりやすいカーボンフットプリント・インジケーターを発表しました。緑はその製品のCO2排出相当量が少ないことを示します。黄色からオレンジへと色が変化するにつれて少しずつカーボンフットプリント量が増加します。この色相コード・インジケーターにより、その製品が気候にどれだけ影響を与えるものかという情報を消費者が一目で得られるようになっており、消費者が購入商品を選ぶ際の判断材料の一つとすることができます。
CO2インジケーター換算モデルは、フィンランドのライシオグループ株式会社がMTTアグリフードリサーチ・フィンランドに基づいて開発したもの。換算法はISO14040、ISO14044スタンダード、IPCC(気候変動に関する政府間パネル)原理に基づいており、CO2排出料表示の必要な者なら誰でもこの表示システムに参加できるという点で、Linuxのオペレーティングシステムと比較されます。
フナヤウフトゥマでも2010年の夏より、看板商品である花蜂蜜パッケージにこのカーボンフットプリント・インジケーター表示をスタートしました。