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はちみつについて

はちみつは、ミツバチたちが集めた花蜜から作る自然のスウィーツ。その原料となる花蜜は、水分約55%、糖類約40%、プロテインやビタミン、ミネラル成分約5%から成ります。 働きバチは吸い集めた花蜜を体内の貯蔵器官(蜜のう)に溜め、巣まで運搬。この巣への運搬飛行中、蜜のうに酵素を分泌して花蜜と混ぜ合わせることで、はちみつ作りの第一工程が始まります。巣では貯蔵係のミツバチたちが口移しリレーで花蜜を貯蔵庫となる巣房まで移動させ、その工程で余計な水分もどんどん蒸発していきます。このような作業を約20分ほど続けた後、はちみつは六角形をした巣房に移され、水分の蒸発とはちみつの熟成がさらに進みます。

 

ビデオ:養蜂場から届いたはちみつが出荷されるまで。

 

はちみつはどんな成分を含んでいるの?

 

巣房に貯蔵されたはちみつの湿度が水準を満たして糖度が一定まで上がるとはちみつの出来上がり。ミツバチたちは蜜ろうを薄く張って巣房に蓋をし、この蓋によりはちみつは最適な状態で保存されます。このように、ミツバチが体内分泌する酵素、そして水分の蒸発によって、花蜜ははちみつへと変化します。完成したはちみつは水分20%以下、糖分約80%、残りがビタミン、ミネラルやマイクロニュートリエントから成っています。

世界中の市場には残念ながら、はちみつのニセモノもある程度出回っています。はちみつに何か別の成分を加えてその成分表示もせず「純粋はちみつ」を名乗っている場合もありますが、自然のはちみつに何かを加えた時点で、それはもはや「はちみつ」とは呼べません。フナヤウフトゥマではフィンランドで唯一の食品安全マネジメント規格に則り、常に本物の、高品質で衛生的な純粋はちみつを消費者の皆さんにお届けしています。 食品安全マネジメント規格について詳しくはこちら(フィンランド語のみ)

 

Tuore hunaja
はちみつは採蜜された時点ですでに完成品。製造工程では、収穫後のはちみつに混ざり込んだ蜜蝋など自然由来の大きな屑を取り除くためのフィルターにかけるのみ。

フナヤウフトゥマのはちみつはどこから来るの?

 

私たちが容器詰めするはちみつはフィンランド各地の契約養蜂場から届きます。フィンランドの養蜂のプロが収穫する高品質なはちみつ。フナヤウフトゥマの国産はちみつには、国産品に表示を許される「フィンランド国産品質」マークがついています。また、フナヤウフトゥマはフィンランドのはちみつ業界で唯一、国際的な食品安全マネジメント規格である ISO 22000認証を受けており、高品質、衛生的でピュアな自然商品を消費者の皆様にお約束します

 

花から花へと飛び回るミツバチの足に着いた花粉は、植物の受粉を助けます。これにより植物はよく育ち、豊かな収穫をもたらします。果樹やベリーの低木がミツバチに受ける恩恵はとりわけ大きなものです。

 

養蜂の仕事と四季

 

フィンランドのはちみつ収穫時期は夏の中盤。北欧の一年に占める夏の割合が非常に少ないことを考えると、はちみつ採蜜期間もかなり限定されていると言えます。そのため、養蜂家たちは巣自体や巣を取り巻く環境などミツバチの健全な活動を維持するために必要な条件を慎重に確認しながら採蜜期までを過ごします。採蜜には、気温、雨量、蜜源となる花の開花時期など、あらゆる要素が影響します。採蜜期になると巣板をミツバチの巣箱から抜き取り採蜜を始めます。空いた場所には蜜ろう製の空の巣礎をはめた巣枠を新しく差し込み、採蜜期が終わるころになると冬季の栄養源となる糖蜜液をはちみつの代わりに与えて、ミツバチたちを越冬に備えさせます。

巣板に貼られた蜜蓋を切り取ったら遠心分離機にかけます。この遠心力により、それぞれの巣房に詰まったはちみつが流れ出してきます。はちみつは分離機からそのままフィルター付きのタンクに流れ出し、蜜ろうなど、自然の大きなくずが取り除かれます。クズやゴミが取り除かれたはちみつはそのまま口にすることができますが、商品となるはちみつの一部は柔らかく伸びの良いテクスチャーになるよう、攪拌して結晶を細かくします。攪拌されないはちみつはそのまま自然に結晶化し、固まります(例:伝統結晶はちみつなど)。

巣蜜とは、はちみつの詰まった巣の一部を直接切り取り、巣ごと食べるはちみつ。遠心分離機にかけて巣から分離させたはちみつよりも、自然のアロマがいっそう強く感じられます。巣に含まれる蜜ろうなどのクズが口に残りますが、吐き出すか、そのまま飲み込んでも、体内で繊維として消化されるので害はありません。巣蜜は養蜂家から直接、もしくは特定の自然食品店などでお買い求めいただけます。

 

はちみつに関する4つのファクト

 

  1. はちみつはミツバチたちが集めた花蜜で作るスーパーナチュラルフード。はちみつはミツバチたちが集めた花蜜で作るスーパーナチュラルフード。蜜源となる花や植物の種類によって、はちみつの味、テクスチャー、色など少しずつ変わってきます。フィンランド産のはちみつはまさしくフィンランドの夏の味。光あふれる白夜の夏とクリーンな自然が、はちみつに芳醇な味わいをもたらします。フィンランドは、はちみつがとれる世界最北端の国です。
  2. はちみつは200種以上の成分を含み、その一部がもたらす健康効果は非常に有益であることが証明されています。 傷病を癒す自然食品として、抗菌作用を持つはちみつは昔から人々に重宝されてきました。切り傷、火傷、擦り傷や皮膚病の塗り薬代わりに、また基礎化粧品として。内服薬のようにはちみつをそのまま摂取するのも、感染症予防や消化機能の強化に効果的です。内臓機能の強化改善、ホルモンバランス調整、前立腺疾患の緩和や生殖機能強化などの効果に加え、産後の女性の母乳の分泌も促進します。
  3. お砂糖の代わりに天然素材のはちみつをお料理に使ってみませんか。甘味調味料として、はちみつは砂糖よりもうんと健康的な選択肢です。はちみつに含まれる糖は単糖類で、砂糖に含まれる二糖類のショ糖に比べ吸収が早いことから、例えばスポーツマンの栄養補給にもぴったり。お料理に使えば他の素材の味を一層引き立てると同時に、砂糖よりも少ない量で十分な甘味を加える事ができます。
  4. 正式に「はちみつ」と呼べるのは、収穫後のはちみつに何も足してない、何も取り除いてないものだけ。.それに対して、天然はちみつに食物繊維やベリーを加えたミエレイネン商品は、ユニークな「はちみつプロダクト」。天然はちみつに食物繊維を加えてシンプルに仕上げた、オリジナル・ミエレイネン。オリジナルにブルーベリーを加えたブルーベリー・ミエレイネン、イチゴを加えたストロベリー・ミエレイネンと、3種類の味をお楽しみいただけます。食物繊維がお腹の健康を促進する上、普通のはちみつに比べて炭水化物量が低く、常に流れるように滑らかな形状なので気軽に使いやすいのも、ミエレイネンの魅力の一つ。ブルーベリー・ミエレイネンの原材料であるフィンランド産の野生のブルーベリー(ビルベリー)は、生のベリーをフリーズドライし粉末状にしたものを使っているので、豊富に含まれるビタミンやフラボノイド成分はそのままで、野生種ブルーベリーのアロマが味わえます。一本のブルーベリー・ミエレイネンに含まれるベリーの量は摘んだばかりの新鮮な野生種ブルーベリー約1デシリットルに相当。普通のはちみつはちょっと甘すぎるという方に、また過敏性腸症候群で低FODMAPの食事をされている方にもおすすめです。

はちみつについてよくある質問はこちら!

 

 

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