Hunajayhtymän toimitilat

フナヤウフトゥマ社

フナヤウフトゥマがフィンランド産はちみつを消費者の皆さんにお届けするようになって50年以上が経ちました。
フナヤウフトゥマのパッケージに入ったはちみつは、どこのお店でも昔ながらの定番商品。
こどもの頃フナヤウフトゥマのはちみつがキッチンにあったなぁ、という思い出のあるフィンランド人も少なくないはずです。

フナヤウフトゥマの創業は1969年。養蜂家数人が共通の動機の元に集い立ち上げました。
当時はまだなかった、養蜂家へのサービスを提供する会社を作りたい。そんな思いで起業されたフナヤウフトゥマには、満たしたい2つのニーズがありました。1つ目は、はちみつの販売自体を契約会社(フナヤウフトゥマ)に全て任せることで、養蜂家は養蜂だけに専念でき、その結果として、流通全体を効率化・強化できるシステムを作ること。2つ目は、養蜂に必要な道具や糖液などを幅広いレンジで販売する店を作ること。

社の設立から半世紀が経ぎた今でも、これらの2つのニーズを満たすことは変わらず、フナヤウフトゥマ社の最も重要な使命です。それに加え近年では、はちみつを原材料としたイノベーティブなプロダクトを開発すること、はちみつの消費を促し、ミツバチたちの受粉活動を保護することで、ひいては地球環境を守ることを大切なミッションとし、日々企業活動に勤しんでいます。

環境に優しくグリーンであること、製造過程の情報開示をし、常にその透明性を保つこと、フィンランド国産の仕事にこだわること。この3つがフナヤウフトゥマ企業理念の三本柱。売上高は2020年度で345万ユーロ。その内訳は、はちみつ販売のシェア約80%、養蜂用品、糖蜜、蜜蝋などの販売シェアが約20%となっています。

 

Hunajayhtymän tuotteita
フナヤウフトゥマ開発のユニークなはちみつプロダクト、ミエレイネン。
水溶性食物繊維を加えてあるため、はちみつが結晶化して固まることがなく、
常に流れるように滑らかなテクスチャーを保ちます。

フナヤウフトゥマ社 創業当時と現在

 

創業時の所在地はトイヤラという場所でしたが、1973年に現在のロイマー市コヨンクルマに移転しました。近代的な容器づめ工場、保管倉庫、販売スペースをもつ現在の社屋は、フィンランドで最も養蜂の盛んなフィンランド南西部にあり、理想的な立地となっています。遠隔地域の顧客の方々へのサービスはオンラインショップを介して、また、収穫されたはちみつのピックアップやミツバチの冬季の餌となる糖蜜のデリバリーサービスは、フィンランド各地を巡回して行っています。

子会社となるフナヤウフトゥマ・プロダクション社を2014年に設立しました。これは母会社であるフナヤウフトゥマ社に提供するはちみつの養蜂に特化するために立ち上げた小さな会社で、正社員1-2名にて運営しています。商品の企画開発、マーケティング・ブランディングや商品の販売・流通を担うフナヤウフトゥマ社は正社員が8名。その他、多忙期のシーズンワーカーの採用も毎年行なっています。

現在、フナヤウフトゥマは国産はちみつに特化したパッケージング会社としては最も規模の大きい企業に成長しました。クリーンで高品質な国産はちみつはフィンランド国内でも最も需要の高いはちみつである上、収穫キャパシティも限られています。そのような理由から、食品業界と消費者のニーズに応じ、外国産はちみつの輸入も同時に行っています。

現在約150件の契約養蜂場から、フィンランド産はちみつを仕入れています。契約養蜂場はその規模の大小に関わらず、私たちフナヤウフトゥマにとって最も大切なビジネスパートナー。フィンランド国内のあらゆる地域に契約養蜂場があるということ。それは、国内の広範囲にわたる自然が、彼らが世話するミツバチたちの受粉活動の恩恵を受けられるということ。そういった意味でも、契約養蜂場のサポートは環境に優しいグリーン企業であるフナヤウフトゥマにとって重要ミッションの一つ。養蜂家の研修会や養蜂家デーの開催。養蜂を1から始めたい方のスタートアップ支援やコンサルティング。はちみつや養蜂業界の新プロジェクトやイノベーションにも、オープンに参加しています。

業界唯一の公式クオリティースタンダード認定企業

 

最終容器づめから小売店への流通までを一貫して行うフナヤウフトゥマはフィンランドはちみつ業界で唯一のBureau Veritas認証による ISO 22000:2018規格を取得しており (2020年4月30日付)、この食品安全マネジメントスタンダードに則ったオペレーションを行なっています。

 

 

養蜂家に寄り添い続けるパートナーでありたい

 

養蜂用品の販売は、フナヤウフトゥマにとって創業当時から変わらぬ大切な仕事のひとつ。取り扱う養蜂用具の種類の多さも国内一です。本社敷地内にある販売実店舗に加え、近年ではオンラインショップも年々充実させています。養蜂家から買い取った蜜ろうを使い、昔ながらの方法で新しい巣礎を作り販売。毎年7−8月には冬季の餌となる糖蜜の販売もおこなっており、タンクローリーでフィンランド各地の養蜂場を直接廻ります。

これら養蜂用品や糖蜜の販売は、国内の養蜂を促進・発展させ、ひいては国内産はちみつの高い品質の維持につながります。国内製やフナヤウフトゥマの自社製の養蜂用品はもとより、エストニア、ドイツ、イタリア、フランスやデンマークとも提携を結び、商品を仕入れています。フィンランド国内の養蜂のプロたちの労働環境の改善、養蜂場を取り囲む自然環境、必要な道具や業務効率の改善は、業界全体の健全な生産力を引き上げます。フナヤウフトゥマはこれらの改善に日々全力で取り組むと同時に、養蜂家たちの声を代弁しながら、国の重要事項決定に関わる政治機関や組織との良好な関係も維持していく役割を担っています。

 

etl_logoフナヤウフトゥマは フィンランド食品産業組合 の会員です。

フナヤウフトゥマは フィンランドパッケージリサイクルRINKI株式会社 メンバー企業です。

 

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